公文国際学園は「国際社会で各分野のリーダーとして活躍できる人間の育成」を目指し、「自由と自立」をベースに「生徒の人間としての成長」を常に心掛けています。私たちが、未来からの授かり者、保護者から託された子どもたちに為すべきことは、生徒それぞれが「夢の扉」を開き、それを実現する意欲と実行力を涵養することです。 そのために公文国際学園は、次の態度や能力の育成をとても大切にしています。
一つめは、学校生活の中で自ら考え、行動することを通して、個人の大切さと責任の重さを認識できる人間に成長できるように「自己抑制力」を涵養することです。
二つめは、多様な社会の中での課題を解決できる逞しい人間に成長するように「情報処理能力」を養成することです。さまざまな事象に対して思慮深い意見を持ち、それを簡潔に表現できる能力と行動力を有した生徒を、ここでは思い描いています。
最後は、異なる文化・民族を超えて有効な人間関係を構築できる態度や多様な価値観を受容できる能力の基本となる、高い「コミュニケーション能力」を身に付けることです。 発達段階に応じたカリキュラムの展開、あるいは学校行事等における生徒の主体性の発揮は、人間として成長する上での大切な要素であると考えます。規則や制服もなく、自分で考え行動できる自由な教育環境を通して、本校の生徒は、志といえる夢を育み、真正面からそれに挑戦する意欲と実行力を兼ね備えた人間に成長していると確信しています。
だれ一人として同じ人間はいません。社会は互いに違った個性を持った人間が集まって構成されています。その社会に「未来からの留学生(生徒)」は戻っていきます。未来の社会でリーダーとなって活躍できる人間を育てる教育は、異質の他者の存在を認め、異質の他者と交わる体験ができる環境を整えることから始めなければなりません。様々な背景を持った生徒に入学して欲しいと考えたのはこのような理由によるものです。人間の成長を考え2学年ずつを1つのターゲットとして具体的に教育目標を掲げて教育実践に取り組む体制(=3ゾーン制)を創りました。
その上に学問体系に基づいて精選されたカリキュラムや、6年間にバランスよく配置されたさまざまな学校行事を用意しています。これらに加え、生徒会活動や部活動など異学年で構成されている諸活動や、自学自習を体得する公文式学習を通して、自分で考え、自分で判断し、自分で行動できる人間が育っていくのです。 創設者の公文公は、「『こんなものだ』はいつもなく、『もっといいもの』はいつもある」と言う言葉を残しています。建学の精神を常に確認しながら、新しい世紀を生きる力を獲得するさまざまな試みにも挑戦し、未来に向けて生徒を育てる本物の中等教育の開発を今後も心がけていきたいと考えています。