教員からのメッセージ




スイス山村のみどりの丘に抱かれた4つのスイス風シャレー。中には、教室、寮の居室、カフェテリア、集会室、そしてコンピュター室や美術室、図書室。経験豊かで面倒見の良い教員の指導が生きる小規模クラス。旅行やスポーツを通して心を豊かに広げることに裏付けられた変化と挑戦に満ちたカリキュラム。スイス公文学園高等部は教育には最高の場所です。


本校は生徒数180人程の決して大きな学校ではなく、その規模がゆえの恩恵に浴しています。寮父母、クラス担任、教職員家族制度の両親、そして保健室のあたたかいケアが、生徒たちの悩みや問題を解決してくれます。毎週の職員会議で、生徒の学習面と生活面での様子を確認します。このようにして、生徒の誰もが、遠く離れていてもここがホームだと感じられるように努めています。


レザンから離れて少人数で行く年3回の学校旅行は、いつもとは違う経験です。はじめに、カヌー、自転車や登山などのスポーツも楽しむ活動的な旅行が行われます。二つ目は、スイスの歴史を学ぶために、この国の都市を旅行します。三つ目は、プラハ、リスボン、パリ、ウィーンなどのヨーロッパの各首都を訪れます。スイスとヨーロッパの旅行の後には、学んだことをレポートにまとめなければなりません。この旅行の教育的な意味は決して小さくはなく、生徒たちは地球規模の理解を深めるのです。こうして、生徒たちは生まれ育った日本で家族に寄りそうように暮らすのとは違って、ヨーロッパ探訪に足を踏み出すのです。


スポーツも体育活動を通して多様に楽しめますが、大多数の生徒がクラブに属して、各種競技で本校代表としてスイス国内のインターナショナルスクールとの対抗戦に参加します。多くの競技で良好な成績を残していますが、本校はフェアープレイとスポーツマン精神において高い評価を得ています。


KLASは若者の精神を広げ、豊かに育む環境です。我々は生徒に高いスタンダードを望みますが、生徒自身もそれを求めて欲しいものです。


KLASで、自分を発見してみませんか!


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高校生の年代は感性がとても豊かで果敢な時期です。この時期に勉学に励むことは当然大切なことではありますが、一方、知識だけを詰め込むような作業で忙しい日々を送るのは時間の使い方として有益なのでしょうか。私はこの時期でしか体験できないようなことに時間を費やすことも、その後の人生に大きく寄与すると考えています。


KLASでは、芸術的な表現活動、異文化交流、英語ミュージカル、舞台マネージメント、野外活動、模擬国連、学校行事の企画運営など、社会に出たときに活きてくる様々な体験ができます。学習面においては、知識の吸収ばかりに偏らないように、将来を見据えた自分の希望や目標を実現できるような学習を行います。例えば、日本語による授業およびESLの授業は書いたりスピーチをしたりして表現をする機会が多々あります。つまり、学習したことをよく消化して自分の言葉で表現できるところまで高めるわけです。これら日々の積み重ねが、考える力を高め、結果として難易度の高い大学への進学に繋がってきます。そして、大学卒業後、国連の専門機関や医療現場、ビジネスの分野などで活躍している卒業生を見ていると、KLASの教育が成功しているということが言えると思います。


数限りない有意義な体験ができ、将来の夢を限りなく実現に近づけることができるスイス公文学園高等部へ入学し、様々なことにチャレンジをする若者の到来を楽しみにしています。





KLASの英語


1. 英語を学ぶことが何故大切なのか?

英語に限らず言葉を勉強することは大切なことです。言葉を知ることで、その言葉を話す人たちやその文化をさらに知ることができます。加えて、異なった社会背景の人たちと意思の疎通をはかれるようになり、そのことで、あなた自身やあなたの社会背景についての理解を深めることもできます。英語はずっと国際語と思われてきましたが、現代の国際化、海外旅行、テクノロジー、インターネットの時代においては、過去のどの時代よりも文字通り国際語となりました。あなたの人生のどこかで、きっと英語でコミュニケーションをはかる場面に遭遇することになります。


2. スイスにある日本の学校で本当に英語が上達するでしょうか?

間違いありません。しかし、そのためには努力が必要です。教室で黙って座っていては上達はしません。英語を積極的に(教室の中でも外でも)使い、英語を使うイベントに参加し、休暇中も英語を使うことに挑戦すれば、あなたの英語は格段に進歩します。


本校のESLの授業は、四つの主要領域、すなわち会話、読み、書き、文法のどれかに焦点を当てて考えてあります、もちろん、完全にひとつだけの領域に限られた授業はほとんどありません。ですから、オールラウンドな英語のスキルを磨くことができます。しかも、一クラス10人程度なので、先生は個別にフォローができ、生徒はいつでも質問できます。KLASでは、生徒は、その他大勢として扱われることはありません。


英語の力が上がると、英語で学ぶ授業も選べるようになります。英語を学ぶことから、英語で学ぶことにステージがあがります。課題研究であったり、英米文学、社会科です。また、英語で学ぶ理科や数学も選択可能です。


その上、KLASのあるレザンという町は、国際的リゾート地であり、冬はスキー、夏は避暑地として賑わいます。フランス語圏ではあるものの、他に3つの国際的学校があるので、レザンでは英語が通じ、校外でも英語を使えるチャンスが豊富にあります。


過去のデータから見ても、生徒たちの英語が劇的に向上したことが判ります。KLASが初めて欧米大学への進学に対応するようになった98年からペーパーTOEFLの最後の年の2006年までの間に、のべ40回以上も600点以上を記録しています。学校で初めてTOEICを実施した2007年には、900点以上の生徒がいました。おまけに、卒業した年に満点の990点を取った子も出ました。また、英検の準一級を取得する者は年々増えています。


3. 何故、KLASで英語を学ぶのか?


本校で英語を学ぶのが得であるという理由はいくつもあります。


i) ESLの先生は18名居ますが、カナダ、アメリカ、イギリス,ニュージーランドから来た英語を母国語とする先生たちです。多くの先生が、日本で教えた経験があります。教室では英語だけしか使いませんが、日本人がおかしやすい誤りや、日本人が困難に思うことを知っています。つまり、我々は、日本人生徒の強みや弱みを知っており、英語力のレベルに合わせて授業をするので、生徒たちは行き詰まることがありません。


ⅱ)生徒集団は日本人であるにもかかわらず、逆説的ですが、国際的なイベントへの参加機会は、よそのインターナショナルスクールに行った場合よりも多くなるでしょう。なぜかと言うと、MUNなどの国際的イベント参加への限られた椅子を、英語を母国語とする生徒と争わなくて済むからです。


 ⅲ)KLASで英語を勉強するからといって、欧米の大学に進学すると決めこむ必要はありません。確かに多くの生徒が海外に進学しますが、KLASの卒業証書は日本の大学受験にももちろん有効です。しかも、日本にいた仲間と違って英語力という大きなおまけまでついてきます。


 ⅳ)このサイトのほかのページから、本校で英語を勉強することが、人間としての成長にもつながることをご理解いただけるでしょう。毎年行われるミュージカルでは、出演者、音楽、裏方などとして長期間のプロジェクトに取り組むことになります。そして、地元の人たちに英語でのパフォーマンスを見てもらえます。模擬国連は、時事問題や世界が直面している政治・経済・社会・環境などの問題について深く学ぶよい機会となります。カナダのウィニペグにある姉妹校とのエクスチェンジ・プログラムでは、カナダの高校生との永続的交流が芽生え、英語の使われている国での実際の高校生活を体験することができます。学校が調整する語学研修、ホームステイ、サマープログラムなどは、その場所が家庭であれ、大学構内であれ、世界を体験させてくれます。


4. KLASで、私は英語を勉強できますか?


できますとも。あなたの先輩たちは、あなたのように、日本で生活し中学で英語を習っていました。あなたは英語は好きだけど、この英語力でやっていけるかしら? 先生の言うことが判るかしら? 教科書を理解できるかしら? と心配しているでしょうが、答えはYESです。あなたが心を開き、ベストを尽くし、与えられたチャンスには飛びついてやろうと思っているなら、KLASで素晴らしい3年間を過ごせない理由は見当たりません。


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KLASには、日本の高校としてはユニークな海外の大学向けの進路指導があります。その指導は、全世界の大学への入学に備えることをめざします。


本校には、卒業後に日本の大学へ進まないで海外の大学への進学を希望する生徒がいます。そうした生徒は、これまでアメリカン、ベイツ、フランクリン&マーシャル、クイーンズそしてタフツ大学などのアメリカやカナダの有力な大学に進みました。自分の個性や将来の目標に応じて、自分に適した大学を見つける準備をしてきた結果です。


海外の大学へ進学を希望する生徒は、11、12年生で、挑戦的で知的な教科学習をします。先ずは教科の内容をしっかりと理解した上で、学習したことを新しい方法で統合することが求められます。学習の基本的な目標は、英語と日本語のバイリンガルな能力を伸ばすことと、批判的な分析能力、議論する能力、自分の意見を防衛する能力などを磨くことにあります。しかし、本当のねらいは積極的に授業に参加することを通して彼らの学習姿勢を転換することにあります。


海外の大学への進学を希望する生徒の学習教科の多くは、英語ネイティブの教員に指導され、英文学や世界史、国際時事問題、高度な数学や美術などの科目もあります。教員は、ノートの取り方、エッセイの書き方、因果関係の分析、リスニング、そして双方向のやり取りなど、大学で必要となるスキルを鍛えてくれます。


具体的な進路指導は、進路指導室を通して一人ひとりの生徒になされます。この過程では、自己認識と自己評価が欠かせません。指導担当が、自分の希望をかなえてくれる大学をどうやって探すかを教えてくれますが、自分で責任のもてる選択をし、また自分で責任をとれるようになることが進路指導の原則です。自分の必要や欲求を明確に知れば知る程、人生の選択に自信を持つことができます。


KLASの海外進学準備でチャレンジしてみませんか?


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KLASとは、一言でいうと、「生徒の夢をかなえる学校」です。生徒は3年間の活動を自分で選択しながら、成長していきます。なりたい自分になるための基礎力を身につけるのがKLASでの3年間。そして、人生設計の前提となる「志」を育て、夢の実現の準備を行うのがKLASの進路指導です。


15歳でスイスにおいて学ぶ決心をした生徒達の多くは、高い志を持って入学します。それでも、自分の進みたい道を明確にするのは、容易なことではありません。夢の実現の道筋を明らかにできるよう、進路部と担任が協力して、将来設計の中で志望大学の検討・決定ができるよう、日常の進路カウンセリングとともに、入学試験の知識・各種情報提供を行っています。


大学進学でAO入試や推薦入試合格者が多いのは、幅広い経験とともに、志の確かさが評価された結果だと考えます。大学入試の推薦書を作成する際、受験者の良さを表現するために教員たちが費やす労力は、相当なものです。身近にいて成長を見守り、助けてきたからこそ書けることがあります。他の学校と異なるのは、この一点にも表れています。


4月5月は、入学した卒業生から「希望」と「決意」のメールが届きます。相談もあります。いつでも、いつまででも私達は、彼らの人生応援団です。