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クモリンピック2014

KLASには様々な行事がありますが、学年やいろいろなコースなどに分かれて活動することが多くあります。そのような行事の中で「全学年」が参加し、チーム対抗戦として異彩を放つ行事がクモリンピック(体育祭)です。今年は屋外での種目もあり、大変盛り上がりました。生徒の感想と各団を率いて頑張ったチームリーダーが書いたアンケートをご一読ください。

img20141215121826996916004つの団に分かれて対抗戦を行うクモリンピック。まずは準備体操をみんなで!





■クモリンピック

 教務部



 10月31日に今年のクモリンピックが開催されました。実行委員長のT君とS君・K君・Iさん・K君の4名の副委員長が中心となり、今年のクモリンピックを盛り上げてくれました。今年は一部の競技を屋外のグラウンドでおこないました。お天気に恵まれ、青空の下で大歓声が響きました。また、毎年恒例のチーム対抗のダンスは見事な完成度で、甲乙付けがたいものでした。ダンスの練習には一ヶ月ほど費やしましたが、この練習を通じて、男女や学年を超えたチームメンバー同士のつながりや友情が深まったようです。今年の優勝はグリーンチームでしたが、どのチームも自分達のグループの中で誇りを持って精一杯力を発揮しました。





■2度目のクモリンピック

 11年生(高校2年生) 男子



 「KLASでの最も楽しい行事とは?」ともし聞かれたら、僕は迷わず「クモリンピックです」と答えると思います。なぜならクモリンピックはKLASにおいての一番感動が共有できる場だと思うからです。
 今回僕はレッドチームに入ることになりました。レッドチームには仲のよい友達も多く、すぐにチームに馴染めることができました。僕は11年生なので、前回のようにただ先輩になんとなくついていくだけでなく、しっかり後輩へのアドバイスなども視野に入れていこうという気持ちでクモリンピックに臨みました。しかし、それは僕が思っていたより難しく、何度か12年生の先輩に助けられ、先輩としてやっていくことの難しさを改めて実感しました。そのような流れの中で先輩との交流を深め、後輩とも仲良くなることができました。チームリーダーは元同室の加藤健さんだったので、話しやすく何一つ不満なく練習を進めることができたと思います。結果はダンス3位、総合3位。とても満足と言える結果ではなかったのですが、悔いは残りませんでした。



 今回のクモリンピックを通して、僕は本気を出して取り組んだ後についてくる結果に対して、悔いは残らないということを学びました。今回レッドチームで学んだことを来年のクモリンピックに活かし、より良いクモリンピックを作っていきたいと思います。レッドチームに入れて本当に良かったです。ありがとうございました。





■チームである意味

 10年生(高校1年生) 男子



 「勝たなくていい。楽しむことさえできれば皆にとって最高のクモリンピックになる」ブルーチームのリーダーであるSさんは練習中、この言葉を口癖のようにいつも皆に言っていました。「クモリンピックは勝つことが全てではない。
チームで一つのものを作り上げて全員で楽しむことに意味がある」この言葉も何度も耳にしました。Sさんのこの言葉を聞くまで僕は「絶対優勝したい!」という思いを抱いていました。しかし、ブルーチームで先輩方や同じ10年生と共に練習を重ねていくうちにその思いは「全力でクモリンピックを楽しみたい!」というものに変わっていきました。それはSさんの言葉の影響だけではなく一つのチームをつくりあげていく一員として皆で協力し合い、笑い合い、助け合うことができたからだと思います。



 本番当日の結果は2位でしたが最高のリーダーと最高のブルーチームと一緒にクモリンピックを作りあげることができ、一生忘れることのない素晴らしい思い出になりました。来年からは後輩を引っ張って、自分達の手でチームを作る立場として今年以上に素晴らしいクモリンピックを作ることができるように努力したいです。





■クモリンピックを通して

 10年生(高校1年生) 女子



  ダンスが苦手な私にとって、クモリンピックという行事は、初めは憂鬱なものでした。なぜ体育祭なのに踊るのだろうと思うこともありました。チーム、テーマ、セクション、曲が、あっという間に決まっていくとともに、どんなダンスができるだろうという期待よりは、踊れるだろうかという不安を募らせていました。その後、先輩方が考えてくれたダンスを教えてもらいました。なかなか覚えられず、どうしてもワンテンポ遅れてしまうということが続きました。私は焦りを感じましたが、先輩がダンスを丁寧に楽しく教え直してくれたり、何回も曲を流してくれたおかげで、だんだんと踊れるようになっていきました。今まで話したことのなかった先輩とも関わりを持つことができ、話すことができてよかったなと思いました。ダンスを通して、多くの先輩と同期と関わっていくうちにダンスを楽しく感じられるようになりました。そして、クモリンピック当日への楽しみが募っていきました。



 そして、当日。

 3週間の練習がわずか10分の発表になってしまうことは少し寂しく感じましたが、本番は今までで一番全力で楽しく踊れました。

 先輩方は、みんなをまとめたり、曲を一生懸命探したり、ダンスを考えたり教えたり、とても大変だったと思うのに、何をすればいいのか分からず、全然手伝うことができなかったので、来年は先輩方のサポートをして、もっとクモリンピックに参加していこうと思います。ただ楽しいだけではなく、先輩方の後ろ姿をみて学べるのがクモリンピックである、普通の体育祭とは違うと実感しました。






■心に残ったもの

 11年生(高校2年生) 女子



 クモリンピックを通して私は大きなものを得ました 。   
 
 まず1つ目に心に残ったもの は、やはり「12年生って、かっこいい」でした。10年生の頃はクモリンピックがどのようなものなのかもわからず、ただ先輩達に引っ張ってもらい「先輩ってすごいな」と思っていたのですが、1年経験して多くのことを学んだからこそ、今年は去年よりも 「先輩って、本当にかっこいいな」という気持ちが大きくなりました。そして、去年よりもたくさんクモリンピックに関わることができました。常に明るくみんなを引っ張っていってくれて、時に厳しくみんなをまとめてくれる、そんな先輩方だったからこそ総合優勝することができ、チームのみんなが仲良くなれたのだと思います。来年、今の私たち11年生がチームを引っ張るようになったとき、後輩が今の私と同じような気持ちになってくれるように頑張りたいと強く思いました。



 2つ目は後輩との関わりです。私は自分のことを後輩と接するよりも先輩と接するほうが多いほうだと思っています。人と関わるのは大好きですが、 後輩に対してどう接したらいいのか本当にわからず困っていました。でも、同じチームの10年生は自分から話しかけてくれることが多く 、打ち解けるのに時間はかかりませんでした。 後輩と関われたからこそ、自分が10年生だった頃のことを客観視することができ、反省する部分やもっと活かせる部分に気づけました。そして、後輩と仲良くなれたことは私にとって本当に大きなことでした。



 私はクモリンピックに対して、ただ優勝することが目標だとは思いません。どれだけ多くの人と関われて新しいものが得られるかが1番の目標だと思っています。関われた分だけ心に残るものが多くなります。私に声をかけてくれ、いろんな発見をさせてくれた、先輩、後輩、同級生に本当に感謝をしています。素敵な想い出をありがとうございました。






■最後のクモリンピック

 12年生(高校3年生) 男子



 今年、僕は実行委員長になり、この行事を作る側として多くのことを学んだ。去年も委員会の一員として4色のチームには属さず、運営側のブラックチームとしての視点でクモリンピックを見ており、来年は僕が率先して最高のクモリンピックを完成させようと一年間考え続けてきた。実行委員長に当選したとき、まず始めに去年の反省点を具体化し、僕の考える理想のクモリンピックに近づけるための目に見える目標を掲げたのだが、その内容に含まれていた例として、今まで曖昧になっていた減点基準があった。実際に練習期間中に何回か減点を課す形となってしまい、それに伴ってチームとブラックの間、もしくはチーム内でトラブルになるなど、自分の理想との差異に悩まされることもあった。



 クモリンピック当日には、競技の判定や競技順に対する不満を直にぶつけられることが多々あり、まとめる役の大変な苦労を知った。その不満の原因の多くは僕以外の委員のミスや誤解、ついには既存のルールなどであり、行事を円滑に進めるためにやり直すことはできないので、委員長として謝ることしか出来ず、そんな自分がとても不甲斐なかった。さらに今年は午後の部を屋外で行うという試み、そこからも多くの反省点が見つかったり、ダンス本番にも減点を課さなければならないことがあったりと審判以外の面でも苦悩があった。



 この日の最後、僕は行事の統率者として正直参っていたが、やはりクモリンピックは僕の期待を裏切らなかった。全チームにダンス部門と総合部門の結果を伝えると同時に悔しさで泣き出す生徒や、歓喜で抱き合う生徒が現れ、会場は感動で包まれた。僕には抽象的な目標がもう一つあり、既にクモリンピックを経験している11、12年生にこれまでにない最高の感動を感じてもらうことと、まだ何も知らない10年生にクモリンピックを好きになってもらうことであったので、こちらの目標は達成されたのではないかと思う。結果はどうであれ、多くの生徒が涙している姿は僕にも最高のクモリンピックであったことを感じさせてくれた。さらに生徒が会場を出る際、「ごめん」や「おつかれ」、「ありがとう」などと声をかけてもらい、人と人の信頼関係の大切さも改めて思い知った。








■各チームのリーダーへクモリンピック終了後にアンケートをお願いしました。

 (1) 最も楽しかった時、または嬉しかった時はどんな時、どんなことですか?

 (2) 最も苦労したことはどんなことですか?

 (3) リーダーをやったことで学べたことはどんなことですか? 

 (4) 書きたいことがあれば自由に書いてください。






●グリーンチームリーダー 12年生(高校3年生) 男子 I君



(1)

当日は他のチームのダンスを見て、そのクオリティーの高さに面食らっていました。もちろん緑が優勝する、と強気な姿勢で臨みましたが、どこのチームが優勝してもおかしくないな、と思っていました。そんな中、結果発表の時、グリーンチームが最後に呼ばれ総合優勝した瞬間が最高の時でした。泣かないと思っていましたが、嬉しさと驚きで泣いてしまいました。



(2)   

部活の直後に練習があったりし、みんな疲れきった表情をしてダンスに集中できていない時がありました。そこをどうモチベーションをあげられるようにしていくか、とても悩みました。それに、メンバーそれぞれがさまざまに異なる部活に入っているため、個人個人でスケジュールも違い、全員がそろってダンスをする時間があまりとれませんでした。クモリンピック当日の数日前までメンバー全員が全てのダンスを踊れる状態ではなかったので、とても焦っていました。しかし、できない者同士で積極的にダンスを教えあったりして、本番直前には全員が完璧な状態で踊れるようになりました。メンバーが助け合う姿を見て、不安や焦りもなくなり、絶対に優勝できる、と堂々とした態度で本番に臨む事ができました。最高のチームワークだったと思います。



(3)

練習が始まってすぐは、リーダーは全ての意見に中立でならないとと思っていました。でもやはり三年間の経験上から、ここはこの意見でやった方が上手く行く、と感じる事もありました。なので、なかなか一つの意見にまとまりそうにない時には、自分の意見を言ってみるようにしました。決定事項に文句を後から言われるのは避けたかったので、決まる前に反対側をどのように納得させるかという事に悩みました。反対側からの同意を得る事の難しさを学ぶことができ、使う言葉をより慎重に選ぶようになりました。



(4)

自分のチームだけでなく、他のチームもKLAS史上最高だったと思います。DVDを是非楽しみにして頂きたいです。






●ブルーチームリーダー 12年生(高校3年生) 男子 S君



(1)

ダンス中みんなで声を出すところで、最初は気持ちが入っていないのか、チームメンバーはなかなか声を出してくれなかったのですが、練習を続けていくと、みんなの気持ちがブルーチームとしてひとつになったようで、本番直前、そして本番でしっかりとみんなで声を出してくれた時がとても嬉しかったです。



(2)   

チームの中の一部で文句や不満が出ていることを噂で聞いたことがありました。そんなときには、どうしたらチームのみんなが不満なく楽しく練習に参加できるようになるか考えたり、リーダーとしてそれぞれの意見や不満を聞いたり声をかけたりし、対処していくことが一番苦労しました。



(3)

クモリンピックスの練習期間中、一つの事だけにとらわれて他が見えなくなった事がありました。落ち着いて全体を見ると、その一つのことはとても小さいことであることがわかり、不安もどこかに消えました。リーダーをやったことで、全体を見るという事の意味を学ぶことができました。






●イエローチームリーダー 12年生(高校3年生) 男子 S君



(1)

創作ダンスが完成したときです。制作の過程で色々問題はありましたが、みんなで全体を通してダンスを踊って、最後のかけ声を発したときが一番嬉しかったです。やっとダンスが完成して、いろいろな感情があいまって、本当にあの時は喜びでいっぱいでした。



(2)   

ありきたりですがダンスを作ることに一番苦労しました。あるセクションのダンスをそのセクションリーダーと作ることになったのですが、僕たちは一回もダンスなどしたことがなかったので非常に苦労しました。10秒ちょっとの振り付けを考えるだけでしたが、それでも2~3時間悩んでやっとできあがったほどでした。また、他のセクションがダンス作りに行き詰まっていたらアドバイスをできるよう心がけていましたが、あまり力になることができず、ダンスの難しさや、大変さを知りました。



(3)

人は集まることによって力を発揮するということです。一人で、創作ダンスをゼロから作りあげることはとても難しいことです。しかしみんなが集まってその知恵を働かせれば、人の心を動かす最高のものができるのではないでしょうか。






●レッドチームリーダー 12年生(高校3年生) 男子 K君



(1)

みんなで練習の合間におしゃべりしたり、元気いっぱいにダンスを踊っているときは楽しかったのはもちろんです。友人や後輩のこれまで知らなかった一面を見つけた時も嬉しかったです。でも、それ以上に嬉しかったのは、クモリンピックが終わった後に、後輩や同学年から「俺、絶対リーダーになります」「このチームでよかったです」「クモリンピック楽しかったです」などの声を聞けたことです。みんなで悔しさも喜びも含めた素晴らしい思い出を共有し、 行事を通して後輩に何かを伝えられたような気がして、リーダーをやった甲斐がありました。



(2)   

先を見越したダンスの進行を考えたり、どうやったら優勝を狙えるかとダンスの構想を練ったり、みんなの意見をどうやってまとめて反映していくか悩んだり、意見の衝突や人間関係のもつれをどう解消するか、リーダーとしての立場に苦悩するなど苦労はいろいろありました。その中でも、最も大変だったのが、チームの雰囲気づくりです。どうやったらクモリンピックを盛り上げられるか、練習が楽しいと思ってくれるか相当悩みました。いろいろな練習方法を取り入れたり、個々に話をきいたりしました。でもチームは自分一人で作り上げるものではないので、最終的にはチームのみんなに協力を求めました。結果はどうであれ、チームのみんなが楽しんでくれたのなら幸いです。



(3)

練習が始まってすぐは、リーダーは全ての意見に中立でならないと思っていました。でもやはり三年間の経験上から、ここはこの意見でやった方が上手く行く、と感じる事もありました。なので、なかなか一つの意見にまとまりそうにない時には、自分の意見を言ってみるようにしました。決定事項に文句を後から言われるのは避けたかったので、決まる前に反対側をどのように納得させるかという事に悩みました。反対側からの同意を得る事の難しさを学ぶことができ、使う言葉をより慎重に選ぶようになりました。



(4)


僕は今、クモリンピックのリーダーという機会を与えてくださったみんなにものすごく感謝しています。そして、今言うのは早すぎるかもしれませんが、来年のクモリンピックはもっと盛り上がると確信しています。今回のクモリンピックを通して、一人一人の個性、いいところが見えました。頼もしい後輩が僕らの思いを受け取って、来年もまた素晴らしいクモリンピックを作り上げてくれると信じています。



img2014121512182600011200男子も女子も協力して競技をしています。室内での競技では「応援」の声が響き渡ります。

img2014121512182700289700今年は屋外の競技もあり、盛り上がりました。秋の、気持ちの良い天気の下、さわやかな汗をかいて頑張ります!