寮父/寮母先生の日記

寮生活だより  - A new summer, a new group, and everyone is full of hope -

■寮生活だより  - A new summer, a new group, and everyone is full of hope -
寮父 

昨年とはうってかわって、連日強い日差しの照り付けるレザンの夏です。
今年は、ヨーロッパ全土で記録的な猛暑となりました。本校から見えるダンデュミディの冠雪もかつてないほどに融け、雄々しい岩肌が姿を現しています。
その夏のレザンに、生徒たちが戻ってきました。

新年度の始まりです。

新11年(高2)生および新12年(高3)生は、新年度開始の翌日に到着予定の新入生を迎えるために、レザンに帰寮したその日からさっそく準備に奔走しました。
予定外に新入生の到着日が一日遅れしまいましたが、深夜に学校に到着した新入生は、在校生、教員の歓迎を受けました。

新入生はその後、時差ぼけで眠い目をこすりながらも、各種オリエンテーションや授業を精力的にこなし、また寮生活でも、同部屋の生徒をはじめ多くが初対面となる状況において、懸命にコミュニケーションをとり、環境に順応しようと努力しています。
一方、11年生と12年生にも、「新たな役割」に意欲的に挑戦する姿が見られます。

SAP(サマー・アブロード・プログラム)で多くの12年生が留守にしているにもかかわらず、カナダや日本からの交換プログラム生をうまく取り込み、新鮮さと活発さが校内にあふれる原動力となっています。

新しいルームメートとどう交流するのか、価値観や習慣が違う人間とどうやって折り合いをつけるのか、また、そもそも言葉が通じない相手とどう意思疎通をはかるのか。
「さまざまな挑戦」が彼らを待ち受けています。
迷うことも、時には途方に暮れることもあるでしょう。
しかし、そのような経験も含めて寮での集団生活が、生徒の可能性を引き出すための大切な舞台装置となります。

毎年、年度替わりとともに「新たなコミュニティ」を形づくることは、私たち教職員・スタッフにとっても一つの挑戦ですが、それは同時に「希望」そのものでもあります。

今年度も、はじめの一歩はうまく踏み出せたように見える本校ですが、さて、これからどうなることでしょう。

私たちの夏は、まだ始まったばかりです