イベント・レポート

つながった世界  ~国際音楽祭~

音楽には、異なる文化背景を持つ人々が、
言葉を介さなくてもつながる大きな力があります。

オーディションに合格した世界中から集まった高校生同士が、
合唱やオーケストラの練習を重ね、最終日にコンサートを開く
大がかりなイベント「国際音楽祭」

この音楽祭に、本校生徒は毎年参加し、
世界中の同世代の仲間と交流を重ねています。

3年間連続で参加した生徒が見えた世界とは?

 

【3月】国際音楽祭 DSC02346
 
 
 
 
■ つながった世界  ~国際音楽祭~
12年生(高3)女子

今回が私の集大成となった。
KLAS(スイス公文学園)に入学してからの3年間、私はトランペットと共にこの国際音楽祭に参加し、
その経験は私の人生に大きな影響を与えた。

さまざまな国の同世代の人々と、「音楽」を介してコミュニケーションをとれたことは私を成長させた。

入学して半年で挑んだ初めての音楽祭では、他のインターナショナルスクールの生徒の雰囲気に圧倒され
英語の指示がよくわからずにコトバの壁にもぶち当たった。

しかし、1年、2年と経つうちに自分にも余裕が持てるようになり
3度目に参加した今回の音楽祭では、練習場所が居心地の良い場所になっていることに気づいた。
練習中も指揮者が指示していることがわかり、休憩時間中もいつの間にか他国の友達と楽しく話している自分に驚いた。

初日は、パートのメンバーとの顔合わせから始まり、100人近い人数での全体練習と、そのあとパート練習があった。

今回の指揮者は、「愛する」ということをいつも私たちに語った。
感情の豊かな指揮者によって作られた音楽はとてもすばらしく感じた。

それらに感動するたびに、よく鳥肌が立った。

本番は自分のソロもうまくいき、楽しんで全曲を吹き終えることが出来た。
本番中、パート内の誰かのソロが終わった後、小さな声で「よかったよ!!」と
コメントを互いに言い合ったのもいい思い出だ。

国際音楽祭で、2年間一緒に吹いてきたドイツ人の友達は去年が最後だったため、
今年は会えなくて、とても残念だったし、悲しかった。
このような感情を持ったということは、
それだけ大切な友達ができたということであり、
改めて、この音楽祭に参加して良かったと思っている。

音楽祭に参加して、「音楽に国境はない!」というのは本当だと思った。
多国籍の仲間と一緒に音楽を奏でられたことは、私にとって視野を広げる貴重な経験となった。