イベント・レポート

クモリンピックの感想

 10月28日気持ちのよい秋晴れの中、クモリンピックが開催されました。ブラックチームの5名の生徒たちが運営をおこない、今年のクモリンピックを滞りなく進行させ、盛り上げてくれました。
 恒例のチーム対抗の創作ダンスの披露は、それまでの約1ヶ月の練習の成果を発揮し、どのチームも見事な出来栄えでした。この練習を通じて、生徒たちはいろいろな苦労を経験し、学ぶことが多かったようです。また、学年を超えたチームメンバー同士のつながりや友情が深まりました。

■三年間最後のクモリンピックを終えて
12年生(高3)女子


 クモリンピック。それは私にとって最も大切な、そして最も大きな一大イベントでした。そんなクモリンピックをやり終え、今思うことは、「ただ楽しかった」そんな一言で言い表せるようなイベントではありませんでした。もちろん、それを実感、痛感していたわけではありません。1・2年目は先輩方に頼り、ただひたすらダンスを覚えていくというだけの取り組みで、自ら雰囲気を作るなど考えたことすらありませんでした。

 しかし、年間のクモリンピックを終えた今、毎年先輩方から言われていた「3年生のクモリンピックは想像以上に大変だよ」というこの言葉は本当だったのだと、思い知らされました。私の中で、最後のクモリンピックを心から楽しめたかと聞かれると、もちろん「はい」と答えます。ですが、一昨年、昨年のように楽しめたか、と言われると、今までとは全く異なったクモリンピックでした。

 その最大の理由としては、引っ張っていく立場に置かれていた、ということが大きいと思います。あいにく、私は約40名のブルーチームをメインで引っ張っていけるほどの力はありません。さらに、ダンスを作る力もありません。だからこそ、他の12年生のメンバーに頼ったり、後輩にダンス作りを任せてしまったりと、責任を他人にぶつけてしまっていたところがありました。その部分を自分でも自覚していました。自覚していたからこそ、より一層良い雰囲気を作らなければならない、とか、みんなを楽しませてあげなければいけない、などの責任感が強くなっていました。約一ヶ月の練習の中で、その責任感が強くなりすぎて、空回りをし、悪い雰囲気をもたらしてしまったこともありました。これまでの二年間で毎回の練習を楽しくワイワイと過ごしてきた私にとっては、少々重い部分ではありました。

 しかし、幸いにも、私の所属していたブルーチームの中に、私の気持ちを理解してくれる心優しい後輩、同学年、ダンスリーダー、リーダーがいました。彼らのおかげで、私は立ち直り、再びやっていくことができました。彼らには感謝しても仕切れないほどです。さらに、私の性格上、自ら人に話しかけていくことがなかなかできない人間なのですが、そんな私に、気軽に声をかけてくれる後輩がいました。常に助けてくれて、気軽に話しかけてくれる、そんな同学年、後輩がブルーチームにいたからこそ、私は、最後のクモリンピックをやり遂げられたのだと思います。

 共に練習してきた約一ヶ月間はあっという間でしたが、三年間で一番濃いクモリンピックでした。未だに、終わってしまったという実感が湧いていませんが、最高のクモリンピックでした。後輩達にも、来年、再来年、さらにより良いものを作り上げて欲しいと思っています。支えてくれたみんなに感謝します。最高のクモリンピックをありがとうございました。