イベント・レポート

夏休みの体験


11年生(高2)・12年生(高3)は5月27日から7月6日まで一か月強の夏期休暇を過ごしてきました。日本に帰国して家族や友人と過ごしたり、日本や海外でさまざまな体験をしてきた生徒たちもいました。みなそれぞれの休暇を過ごし、一回り大きく成長してレザンに戻ってきたようです。今回は、アメリカでのホームステイ、イギリスでの語学留学を体験した生徒に夏休みの体験談を書いてもらいました。

※KLASでは、夏休みや冬休みの長期休暇を生かし、ヨーロッパやアメリカなどでのホームステイや語学留学を経て日本に帰る生徒も数多くいます。これも、KLASがヨーロッパの中心に位置し、地理的にも気軽にアクセスできる利点の一つです

■新たな発見
12年生(高3)女子


 私は今回のサマーブレイクに三週間、アメリカのロサンゼルスとサンタバーバラに行きました。初め、私が10年生だった頃の同室の先輩と一緒に観光しました。アメリカの本土に初めて行くということで、私はワクワク、ドキドキしながら一人飛行機に乗り、先輩と待ち合わせのロサンゼルス空港へ行きました。税関検査等も一人で通ったのですが、入国検査のところにきて、いきなり現代的な機械を使い、自分で入国のパスを取らないといけないことになり、半分パニックになりながら、係りの人に手伝ってもらい、なんとか全ての検査を終えることができました。先輩と連絡を取りつつ、自分の荷物がくるのを待っていたのですが、先輩の飛行機が遅れていて、私の方が早く手続きを終えてしまったので、私が先輩のターミナルに行くことになりました。地上係員に先輩のターミナルまでの行き方を教えてもらい、なんとか先輩と会うことができました。先輩と合流した後は、観光地巡りをしたのですが、その時もかなり迷って大変でした。楽しいときはあっという間で、すぐにお別れの時間が来てしまい、私はホームステイ先に移動しました。
 
 
 私のホストファミリーは、家族四人と同室の女の子一人で、とても優しい方達でした。学校まで家からバスで一時間半弱かかり、普段私はバスに乗らないので、乗り換えなど、不安はあったのですが、携帯で調べながら、なんとか学校の登下校はこなせました。学校のクラスの人達は、みんな国も年齢も様々で、いろんな方々がいました。もちろん共通言語は英語なので、拙い英語で頑張って話しかけて、友達も何人か作ることができました。今回、初めてのホームステイだったので、不安なことがたくさんあったのですが、結果的に自分の英語がどのくらい通用するのかを知れたので、とてもいい経験になりました。語学学校に行ったのは二週間だけでしたが、とても充実していて、楽しい時間が過ごせました。


■自分を変えたもの
11年生(高2)女子


 私は今年のKLASの夏休みを全て語学留学に費やしました。行く前はものすごくワクワクしていたのですが、いざイギリスに着いてみると一気に孤独感を味わいました。イギリスのオックスフォードだからきっとホストファミリーは英国の方々だろうなと勝手に考えていた自分もいます。でもいざホームステイ先に着いてみるとアフリカ系のご家族でした。学校に行く前から心配なことが増えて、ベジタリアンと聞かされたときはこれから6週間過ごしていけるのかと思いました。
 
 
 学校へはバスで毎日通います。2階建てバスが主流だったので、普段のバスより高い位置から景色を楽しむことが好きでした。そしてそのバスから降りると、東京のスクランブル交差点のような人混みの中を歩いて学校へ行きます。学校の生徒は20代前半から後半ばかりです。自分の年齢を言うと驚かれることが日常茶飯事でした。授業中はもちろん英語を話します。先生の言っていることは理解できるけど、自分の気持ちを英語で伝えることが1番難しかったです。でもそれは前半の3週間ほどで、後半は自然と英語が出てくるようになりました。
 
 
 なぜイギリスのKings Colleges という学校に決めたかというと、アートを主に学ぶことができるからです。私は将来、アートデザインを生かした仕事をしたいと考えています。実際この学校は1人1人のやりたい、様々なアートを教えてくれます。鉛筆画、油絵、ファッションデザイン、パソコン上でのアニメ制作など人それぞれです。先生も1対1で丁寧に教えてくれて、アドバイスも的確です。この学校でアートができて良かったと感じました。
 
 
 休日は学校でできた友達と買い物に行ったり、同じイギリスに語学留学に来ていたKLAS生とロンドンに遊びに行ったりしました。1人で何も知らないイギリスで行動するのは不安でしかありませんでした。でもそんな中を乗り越えて来たからこそ、コミュニケーション能力の向上や辛い環境を耐え凌ぐことができる精神が鍛えられたと思います。
 
 
 楽しいこと、ときには辛いこともありましたが、この6週間は私の中で1番充実したものになりました。興味本位で軽く決めたことが、こんなに自分に影響するなんて思っていなかったので驚いています。何かを変えたいと思ったら行動に移すことが大切なんだと改めて感じたKLAS最初の夏休みでした。