MUNK 17th オンライン模擬国連開催

今年も2月11日にMUNK(Model United Nations of Kumon)が開催されました。公文の校内模擬国連MUNKも17回を数え、先輩から受け継いだ歴史もとに、今年度実行委員が準備を進めてきました。昨年初のオンラインMUNKでLobbyingをスムーズに進めることが難しいことがわかり、その解消のため、対面のNP会(自国の考えをまとめたポスター交換会)を設けようと計画しましたが、それも分散登校などで実施できなくなりました。しかし、NPをgoogle classroom上で共有するなど、できる限りの工夫をしてきました。

コロナの影響により今年もオンラインとなりましたが、今年は招待校も参加しました。これまで何度もMUNKに参加してくれている学校などで、招待校6校を含め、156名という多くの参加者が集まりました。中1・中2からの参加者も多く、これからのMUNKを作っていく世代にとっても大きな学びの機会となりました。

 

 今回のテーマはLGBTQ+。最近ではよく聞かれるようになったものの、まだLGBTQ+を理由に差別や不当な扱いを受けている人が多くいます。参加者一人一人がLGBTQ+について、知識・理解を深め、「異なるもの」を排除するのでなく、理解し、ともに社会を創っていくことを模索していく、まさに本校の教育において大切にしている考えです。

議論では、宗教上の立場の違いがある上で、LGBTQ+に対する理解・寛容を進めるための教育・施策について各国の立場から様々な意見がでました。午後のセッションでは3つのDR(解決策)が提出されましたが、すべて採択されました。今回の経験を生かし、さらによいものを次年度作っていきたいと思います。

2022-02-15

2022-02-15

2022-02-15