「進路」とは人が進んでいく路(みち)、長い長い人生そのものを指します。その道のりを、生徒は「夢」を抱き、「目標」を定めて進んでいくわけです。
とすれば、進路指導とは単に大学を受験させるだけの「進学指導」や、大学に合格させるだけの「受験指導」にとどまらず社会に出て一人の社会人として通用する力、人生を切り拓いていく力をどのように身につけさせるか、というものであるはずです。公文国際学園の進路指導はそのような観点から生徒の発達段階にあわせて行っていきます。
基礎期・充実期・発展期を3つのゾーンに位置づけ、進路指導も3ゾーンに対応した形で行っていきます。3つのゾーンとは、イエローゾーン(Yゾーン)、グリーンゾーン(Gゾーン)、ブルーゾーン(Bゾーン)のことを指します。


まずは、生徒にどんな人間になりたいか、どんな生き方をしたいか、という将来像を考えさせることが大事です。<私>をみつめ、友だちや教師と語り合う中で「なりたい自分」を自問していくことは、確たる自分を創り、「自立心」と「豊かな個性」を身につける上で大切な過程です。
そこで、学園では「自分探し」のための意欲づけを重視し、「寮体験」や「宿泊行事」を行うとともに、部活動や学校行事、ボランティア活動、さらには保護者への教育講演会等の活動も大切な進路指導として位置づけています。
人間教育が進路指導の根底にあると考えています。
次に「なりたい自分」を模索するため様々な職業を知ると同時に、大学、専門学校進学等、高校卒業後の様々な選択肢を示し、それらが社会や自己実現にどう結びついていくかを明らかにしていく必要があります。
その上で、「なりたい自分」の実現のために、どのような進学が良いのかを考えさせ、自分に必要な教科科目とは何か、どのような学部・学科に進むべきなのかを学ばせ、追求したい学門を明らかにしていく「進学指導」を実践します。
そこで、職業調べや社会見学、社会で幅広く活躍している方を招いての講演会、職業適性テストなどを通して豊かな職業観を身につけさせます。
また、大学の学部・学科を紹介するガイダンスや進学講演会を行い、進学への意識づけを図ります。高1の夏休みには、大学のオープンキャンパスに参加してレポートを作成するという課題がありますが、大学という場を肌で感じて、自分の進路に対する具体的なイメージがつくられていきます。
「なりたい自分」と「望むべき進学先」を常に意識させながら、その実現のために学級担任を中心としたチームを作り、受験指導に全力を注ぎます。
大学入試情報収集の仕方、志望校の検討、受験勉強の方法や確認はもちろん、模擬試験の資料や進路指導部が独自に作成する「進路の手引き」「進路資料」などを用いての実践的な指導、受験生の精神的なケアも含めたきめ細やかな進路カウンセリングを実施します。
さらに、進路指導部が主催する進路講演会や卒業生を招いての「受験体験を聞く会」、大学教授を招いての講演会、インターネットによる大学講義受講(希望者)などを通して意識づけを行います。
また、生徒の希望に応じて放課後等に大学入試のための特別補講や小論文添削指導を実施し、多様なニーズに応えます。