「公文式」の内容や学習方法について知らないという人も「公文式」という名前はきっと耳にしたことがあることでしょう。
公文式の創始者であり、本学園の創立者でもある公文公(くもん・とおる)は、1954年、当時小学校2年生だった長男・毅(たけし)のために、計算問題をルーズリーフに書いた自習形式の学習を開始。この教材のことを聞きつけた近隣の保護者の間で「算数が得意になる」と口コミで広がり、翌55年には大阪府守口市に公文式教材を使用した算数教室が開かれました。やがて、60~80年代にかけて、スモールステップで自学自習を進めていくこの学習方法が大阪から東京、そして全国へと広がり、やがて日本のみならず海外にも多くの教室がつくられていきました。そして、現在では、世界46ヵ国で420万人の生徒が公文式で学んでいます。


学園での公文式の学習には「放課後教室」と「朝学習」とがあります。「放課後教室」は学園における公文式学習の中心で、指導は学園の先生が教科・学年ごとに担当。中1と中2は公文式数学を必修としています。
学習日は週1回。中1前期はクラスごとで決められた曜日に学習しますが、中1後期以降は自分が決めた曜日に学習します。これは、部活動との両立を図るためです。たとえば、剣道部は月曜日に、バスケットボール部は火曜日に…というように各部活動で学習日を決めています。公文式の学習日には練習はなく、放課後教室に行って公文式に打ち込むというわけです。
教室日は週1回でも宿題はあります。自分のできる枚数をやればいいわけですが、毎日学習は基本ですよ。
イエローゾーンの2年間は基本的な学習習慣を確立するために大切な期間です。でも、実際にはなかなか…ということが多いもの。学園では、この大切な中1と中2の2年間に、毎朝8:20から8:40の間、「朝学習」と名づけて公文式を自学自習しています。基礎学力を高めることはもちろん、決まった時間に集中して学習する経験を繰り返すことで、学習習慣が根づいていくことも期待しています。わずか20分とはいえ、1枚あたりの完成時間がそれほど長くはない公文式。4、5枚のプリントを平然とこなす生徒もいます。授業に向けての「脳」の準備運動としても役立っているようですよ。
公文式学習を経験したことがない人も心配はいりません。なにしろ、ほぼ半数の生徒が未経験なのです。それでも、今までやったことのない生徒がすばらしい伸びを見せている例も少なくありません。
公文式は自分に「ちょうど」のところからスタートし、徐々に理解を深めていくので、コツコツと努力を続けていきさえすれば、いつのまにか学年を越えて高校以上の数学レベルに達している自分を発見することになるでしょう。もちろん、一人で黙々と教材に向かうわけではなく、教員や専門のスタッフが個別に学習管理やアドバイスを行いますから安心して学習を進めることができます。


公文式は学年にとらわれず、一人ひとりの学力に合わせて学べる学習法です。 最初は「すらすら自分で解ける」段階から学習をスタートさせ、基礎を固めながら着実にステップアップしていきます。スタートは自分の学年より低くても、毎日学習を続けるうちに、やがて学年相当になり、さらには自分の学年をこえた内容を解き進む力をつけることができるのです。
また、一方的に教わる学習ではなく、自分の力で教材を解法していくことで育まれる自主的な学習姿勢は、新しい内容や未知の課題にぶつかったときに、自ら解決していくためのしっかりとした基盤となります。それは、学園のキーワードである「自分で考え、自分で判断し、自分で行動する」姿勢や力にそのままつながっていくものでもあるのです。
公文式は数学の他に英語・国語の学習も可能です。また英語力に自信のある人は、中3からフランス語・ドイツ語も学習することができます。授業の予習・復習、部活動などをしっかりやりながら、三教科ともに大きく学年を越えた教材を学習している生徒はたくさんいます。やる気さえあれば、授業や習い事と両立させながら学力を大きく伸ばせる。そこが公文式のいいところです。(学園での公文式は無料で受講することができます。)
自分で課題を設定し、その課題を自ら解決する能力を培うことがこれからの社会で要求される「力」です。だからこそ、情報を手に入れ、操作し、考え、アウトプットするという自学自習の姿勢を身につけることが必要なのです。 公文式学習を通して「自ら学び、自ら行動する能力」を高めていきましょう。