高1現代社会 卒業生講演会
この2回は、6期生をお招きして講演をしてもらいました。
現在の高1生は26期生。つまり、年の差は20歳ということになります。
20年前、この公文国際学園で高1だった人たちが、20年後の今、何をしているのか、どんなことを語ってくれるのか、興味深いテーマでした。
まず、12月13日は、湯前慶大さんをお迎えしました。
湯前さんは、中高時代、陸上部で活躍し、卒業後は早稲田大学に進み、その後、早稲田大学大学院 先進理工学研究科 物理学及応用物理学を専攻し、日立製作所システム開発研究所に就職しました。しかし、2014年にソフトウェアエンジニアとしてアカツキというゲームソフトなどを開発する会社に転職し、現在はエンジニア組織のマネージメント業務を担当しています。 ビジネススクールにも通い、経営学を学んでいるという話をしてくれました。
公文生だったころ、大学時代のこと、仕事をする中で考えたこと、転機となったことなど自身の体験を踏まえて理系を選択した生徒たちの参考となる話で、多くの質問が出ていました。
1月17日は、林良太さんと保田容之介さんをお迎えしました。
林さんは在学中はテニス部に所属し、保田さんはコンピューターグラフィックスなどにはまって勉強よりCG制作などに力を入れていて、中高時代に同じクラスになったことはあったもののほとんど接点はなかった二人でした。しかし、その二人がふとしたきっかけで一緒に起業することになり、Finatextホールディングスという会社を設立し、現在に至っています。
林さんは東京大学を卒業し、ロンドンに留学するなど、いろんなことにチャレンジしてきました。また、保田さんは、グラフィックデザインの技術を活かして映像やCM制作の仕事などを経て、現在は、東京大学でデザイン学の講師もしています。
そんな二人が歩んで来た道を面白おかしく話してくれました。
テンポの良い語りで、生徒たちもその話にひきつけられていました。
6期生が入学した頃、本校はやっと中1から高3までの6学年が揃ったところでした。まだまだ学校としての伝統もほとんどなく、行事や校風も生徒たちが創っていった時代でした。それから20年近くの時を経て、卒業生たちが社会の一員として各方面で活躍している話を聞くことは在校生たちにとっても大きな夢や希望を与えてくれる機会となったと思います。

2022-01-18

2022-01-18

2022-01-18